助成金とは、厚生労働省が企業に対して支給することにより、雇用維持や従業員の能力開発を促進するものであり、雇用保険料の一部が財源です。

雇用保険は財源も安定していることから、雇用保険に加入し、条件を満たせば必ず事業主に対して支給されるものであり、返済の必要はありません。

【雇用保険に加入していますか？】

雇用保険の二事業から拠出されているものがほとんどです。
そのため、雇用保険の加入手続きをしていないと、受給することはできません。
加入手続きは簡単ですので、未加入の場合はぜひ加入しましょう。

もちろん、加入手続きも当事務所で行います。 

【あらかじめ手続が必要なものもあります】

施設の設置・整備や雇い入れの前に、あらかじめ｢計画｣｢受給資格｣の認定や確認を求められたりするものがあります。

これらの手続を忘れると、受給できなくなりますので、十分にご注意ください。

【書類の整備はできていますか？】

労働基準法、労災保険法、雇用保険法などに基づき、事務処理が行われていることが前提です。
普段から、労働者名簿、出勤簿，賃金台帳、就業規則などの整備が必要となります。

上記の３点をしっかり行えば、助成金は受給できます。しかしながら、何か一つでも欠けていては、受給できません。

当事務所では、現在、顧問契約の会社のみ対応しております。

助成金のみのスポット依頼は、お受けできかねます。

理由として、近年の助成金受給は、非常に厳しくなっており、適切な労務管理を行ってないと、

受給できない可能性が多くあり、また、法改正にも対応した就業規則を制定されていることが条件となっているためです。